K税理士

所得税

ふるさと納税の限度額と控除の仕組み|確定申告とワンストップ特例を解説

ふるさと納税は、選んだ自治体に寄附をすると、寄附額のうち2,000円を超える部分が所得税と住民税から控除される制度です(国税庁タックスアンサーNo.1155)。実質2,000円の負担で返礼品を受け取れるお得な仕組みですが、「控除の上限額(限...
法人税

貸倒引当金の繰入限度額|法定繰入率と実績率の有利選択を解説

貸倒引当金は、将来の貸倒れ(取引先の倒産などで売掛金や貸付金が回収できなくなること)に備えて、あらかじめ損失の見込額を費用計上する制度です。会計上は多くの企業が計上しますが、法人税では損金に算入できる法人が限られ、しかも繰入限度額が細かく定...
所得税

副業は事業所得か雑所得か|300万円基準と帳簿書類の判定を解説

副業の収入を確定申告するとき、それが事業所得なのか雑所得なのかで、税金の扱いが大きく変わります。事業所得なら青色申告特別控除や損益通算が使えますが、雑所得ではこれらが使えません。この区分をめぐって注目されたのが、いわゆる「副業300万円問題...
法人税

留保金課税とは|特定同族会社の計算・税率・適用除外を解説

オーナー社長が支配する会社では、利益が出ても配当せずに社内に貯め込むことができます。これを放置すると、配当したときにかかるオーナー個人の所得税を回避できてしまうため、法人税には留保金課税という特別なブレーキがあります。一定の会社が過大に利益...
相続税・贈与税

相続税が払えないときの延納・物納|要件と申告期限を解説

相続税は、原則として「相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内」に、申告と納付を金銭一括で済ませるのが原則です。しかし、相続財産の多くが不動産で手元に現金がない、といった理由で、期限までに現金で払いきれないことがあります。その...
相続税・贈与税

名義預金とは|相続税の税務調査で指摘される基準と対策を解説

相続税の税務調査でもっとも多く指摘されるのが名義預金です。配偶者や子・孫の名義になっているのに、実質は亡くなった人(被相続人)のものと判断される預金のことで、これが申告から漏れていると、追徴課税に加えて重いペナルティが課されることもあります...
所得税

医療費控除とセルフメディケーション税制はどっちが得?選択基準と対象を解説

医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらも「1年間に支払った医療関連の出費」を所得から差し引ける制度です。ただ、この2つはどちらか一方しか選べない選択制で、いったん確定申告書を出すと後から選び直せません。だからこそ、申告前に「自分は...
所得税

iDeCoの所得控除と税金|出口課税(退職所得控除・10年/19年ルール)まで税理士が徹底解説

iDeCo(個人型確定拠出年金)は「拠出・運用・受取」の3段階すべてに税制優遇が用意された、数少ない制度です。ただ、その本質は「自助努力で老後資金を準備する人に、国が税の繰延べと軽減で報いる」点にあり、優遇は無条件ではありません。とりわけ受...
法人税

賃上げ促進税制の計算・申告実務とQ&A|給与の範囲・雇用安定助成金・出向・組織再編・添付書類

この記事は、賃上げ促進税制の計算と申告でつまずきやすい論点をQ&A形式でまとめた実務編です。給与等の範囲、助成金や補填の控除、出向や組織再編、添付書類など、ガイドブックを読んでも判断に迷う箇所を整理します。制度の全体像は賃上げ促進税制の総ま...
所得税

個人事業主の家事按分と交際費【完全ガイド】経費の振分け方・割合の決め方・否認されない記録

個人事業主の経費でつまずきやすいのが、自宅兼事務所の家賃や光熱費のように事業とプライベートが混ざった家事関連費の按分(家事按分)と、上限がない代わりに事業関連性が厳しく問われる接待交際費です。どちらも「事業に必要な部分を、合理的な基準で、客...