税務

法人税

一括償却資産とは|3年均等償却・償却資産税がかからない理由と少額減価償却資産の特例との使い分け

10万円以上20万円未満のパソコンや備品を買ったとき、その費用をどう落とすかで、税負担も事務負担も変わります。選択肢の一つが一括償却資産です。これは、取得価額を3年間で均等に償却する制度で(法人税法施行令133条の2)、通常の減価償却のよう...
所得税

青色事業専従者給与とは|要件・届出・相当額と扶養控除との有利不利を解説

個人事業主が配偶者や親族に支払う給与は、原則として必要経費になりません。家族への給与を経費にできてしまうと、生計を一にする家族の間で所得を自由に分散させ、税負担を意図的に下げられてしまうためです(所得税法56条)。この原則の例外として、青色...
相続税・贈与税

贈与税の計算と暦年課税|基礎控除110万円・一般税率と特例税率を解説

個人から現金や不動産などの財産をもらうと、もらった人に贈与税がかかります。ただし、1年間にもらった財産の合計が110万円(基礎控除)以下なら贈与税はかからず、申告も不要です。これを超えると、超えた部分に税率を掛けて贈与税を計算し、翌年の決ま...
法人税

固定資産の除却と売却|除却損の計算・有姿除却の要件をわかりやすく解説

使わなくなった機械や備品、建物などの固定資産は、帳簿から外す除却という処理をします。このとき残っている帳簿価額(簿価)は固定資産除却損として損金になり、法人税を軽くする効果があります。一方、他社などに売れば固定資産売却損益が生じます。どちら...
法人税

未払社会保険料の損金算入時期|決算月分の未払計上と決算賞与の注意点

社会保険料は「当月分を翌月末に納付」するため、決算日の時点では決算月分がまだ未払いです。この会社負担分を未払計上して当期の損金にできるのが、決算対策として知られる社会保険料の未払計上です。1か月分とはいえ、社会保険料は給与の約15%と大きく...
消費税

消費税の中間申告と納付|予定申告・仮決算の選び方を解説

消費税は原則として年1回の確定申告で納めますが、前年(前事業年度)の税額が一定額を超えると、期の途中で前もって納める中間申告・中間納付が必要になります。まとめて年1回だと納税者の負担が大きく、国の財政運営にも影響するため、税額を前払いして分...
法人税

加算税の種類と割合|過少申告・無申告・不納付・重加算税を解説

申告や納税が期限に遅れたり、申告額が本来より少なかったりすると、本来の税金(本税)に加えて加算税や延滞税というペナルティが課されます。これらは所得税・法人税・消費税・相続税など、税目を問わず共通して適用される仕組みで、内容によって負担の重さ...
所得税

公的年金等の課税と確定申告不要制度|400万円以下の要件を解説

公的年金を受け取っている人は、その年金に税金がかかるのか、確定申告が必要なのかが気になるところです。結論からいうと、老齢年金などの公的年金等は雑所得として所得税の対象ですが、多くの年金受給者は「確定申告不要制度」により申告が不要になります。...
所得税

ふるさと納税の限度額と控除の仕組み|確定申告とワンストップ特例を解説

ふるさと納税は、選んだ自治体に寄附をすると、寄附額のうち2,000円を超える部分が所得税と住民税から控除される制度です(国税庁タックスアンサーNo.1155)。実質2,000円の負担で返礼品を受け取れるお得な仕組みですが、「控除の上限額(限...
法人税

貸倒引当金の繰入限度額|法定繰入率と実績率の有利選択を解説

貸倒引当金は、将来の貸倒れ(取引先の倒産などで売掛金や貸付金が回収できなくなること)に備えて、あらかじめ損失の見込額を費用計上する制度です。会計上は多くの企業が計上しますが、法人税では損金に算入できる法人が限られ、しかも繰入限度額が細かく定...