税務

所得税

副業は事業所得か雑所得か|300万円基準と帳簿書類の判定を解説

副業の収入を確定申告するとき、それが事業所得なのか雑所得なのかで、税金の扱いが大きく変わります。事業所得なら青色申告特別控除や損益通算が使えますが、雑所得ではこれらが使えません。この区分をめぐって注目されたのが、いわゆる「副業300万円問題...
法人税

留保金課税とは|特定同族会社の計算・税率・適用除外を解説

オーナー社長が支配する会社では、利益が出ても配当せずに社内に貯め込むことができます。これを放置すると、配当したときにかかるオーナー個人の所得税を回避できてしまうため、法人税には留保金課税という特別なブレーキがあります。一定の会社が過大に利益...
相続税・贈与税

相続税が払えないときの延納・物納|要件と申告期限を解説

相続税は、原則として「相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内」に、申告と納付を金銭一括で済ませるのが原則です。しかし、相続財産の多くが不動産で手元に現金がない、といった理由で、期限までに現金で払いきれないことがあります。その...
相続税・贈与税

名義預金とは|相続税の税務調査で指摘される基準と対策を解説

相続税の税務調査でもっとも多く指摘されるのが名義預金です。配偶者や子・孫の名義になっているのに、実質は亡くなった人(被相続人)のものと判断される預金のことで、これが申告から漏れていると、追徴課税に加えて重いペナルティが課されることもあります...
所得税

医療費控除とセルフメディケーション税制はどっちが得?選択基準と対象を解説

医療費控除とセルフメディケーション税制は、どちらも「1年間に支払った医療関連の出費」を所得から差し引ける制度です。ただ、この2つはどちらか一方しか選べない選択制で、いったん確定申告書を出すと後から選び直せません。だからこそ、申告前に「自分は...
所得税

iDeCoの所得控除と税金|出口課税(退職所得控除・10年/19年ルール)まで税理士が徹底解説

iDeCo(個人型確定拠出年金)は「拠出・運用・受取」の3段階すべてに税制優遇が用意された、数少ない制度です。ただ、その本質は「自助努力で老後資金を準備する人に、国が税の繰延べと軽減で報いる」点にあり、優遇は無条件ではありません。とりわけ受...
法人税

賃上げ促進税制の計算・申告実務とQ&A|給与の範囲・雇用安定助成金・出向・組織再編・添付書類

この記事は、賃上げ促進税制の計算と申告でつまずきやすい論点をQ&A形式でまとめた実務編です。給与等の範囲、助成金や補填の控除、出向や組織再編、添付書類など、ガイドブックを読んでも判断に迷う箇所を整理します。制度の全体像は賃上げ促進税制の総ま...
所得税

個人事業主の家事按分と交際費【完全ガイド】経費の振分け方・割合の決め方・否認されない記録

個人事業主の経費でつまずきやすいのが、自宅兼事務所の家賃や光熱費のように事業とプライベートが混ざった家事関連費の按分(家事按分)と、上限がない代わりに事業関連性が厳しく問われる接待交際費です。どちらも「事業に必要な部分を、合理的な基準で、客...
相続税・贈与税

住宅取得等資金の贈与税非課税【令和8年】1000万円の限度額・要件・落とし穴を完全解説

父母や祖父母から、住宅の取得資金を贈与してもらった場合に、一定額まで贈与税が非課税になるのが住宅取得等資金の贈与税の非課税措置です。非課税限度額は省エネ等住宅で1,000万円、その他の住宅で500万円。暦年課税の基礎控除110万円と併用すれ...
法人税

個人事業主の法人成り|法人化の目安・メリット・デメリットと判断の境界線

個人事業が軌道に乗ると、多くの方が法人成り(法人化)を検討します。法人にすると、所得税の累進から法人税の定率へ切り替わって節税につながり、役員報酬の給与所得控除や所得分散、消費税の2年免税など、税務上のメリットが生まれます。一方で、社会保険...