法人税

受取配当等の益金不算入とは|持株比率別の区分と負債利子控除

法人が他の会社の株式を持っていて配当を受け取ったとき、その配当の全部または一部は、法人税の計算上「益金」に算入しません。これが受取配当等の益金不算入です。配当のもとになった利益にはすでに法人税が課されているため、配当を受けた会社で再び課税す...
法人税

法人税の中間申告とは|予定申告と仮決算の選び方を解説

法人税の中間申告は、事業年度の途中で前期の税額を基準に法人税を前払いし、確定申告で精算する制度です。前期の確定法人税額が20万円を超える普通法人が対象で、何もしなければ前期の半分を納める予定申告になりますが、上半期が減益なら仮決算を選んで納...
所得税

役員社宅の賃貸料相当額|小規模・豪華社宅の判定と計算・否認事例まで完全解説

会社名義で借りた住宅を役員に社宅として貸し、役員から賃貸料相当額を受け取れば、家賃の大部分を会社が負担しても給与課税されません。役員報酬を上げずに住居費の会社負担を実現できる、効果の大きい仕組みです。ただし役員は従業員より徴収基準が厳しく、...
法人税

中小法人の軽減税率15%とは|適用除外事業者と令和7年改正

中小企業には、法人税の負担を軽くする「軽減税率」の特例があります。所得のうち年800万円以下の部分について、本来19%のところを15%で計算できる制度です。一方で、同じ中小企業でも「適用除外事業者」に当たると15%が使えず、令和7年度改正で...
法人税

同族会社の判定と別表二|特定同族会社・留保金課税も解説

日本の会社の大半は「同族会社」に該当します。家族や少数の株主で株式を持ち合う中小企業の多くがこれにあたり、法人税の申告書では別表二で同族会社かどうかを判定します。同族会社になると、留保金課税・みなし役員・行為計算の否認といった、税務上の特別...
所得税

経営セーフティ共済の税務|損金算入と令和6年の2年再加入制限

経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済)は、取引先の倒産による連鎖倒産を防ぐための共済制度です。掛金が全額損金になるため、節税と資金繰りの備えを同時にできる制度として広く使われてきました。しかし令和6年10月の改正で、解約後に再加入した場...
法人税

創立費・開業費とは?繰延資産の範囲と任意償却による節税

会社を設立してから事業が軌道に乗るまでの間に支出する費用は、その支出時点では収益を生みません。効果が将来にわたって及ぶにもかかわらず支出した期に全額を費用にすると、初年度だけ極端な赤字となり期間損益が実態を表さなくなります。そこで会計はこれ...
所得税

出張旅費・日当はどこまで非課税?旅費規程と所得税・消費税の取扱い

出張の日当(出張手当)は、勤務地を離れて職務を行うために追加で発生する費用を補填するもので、その性質は「所得の増加」ではなく「実費の弁償」に近いものです。だからこそ、通常必要と認められる範囲であれば、受け取る側は所得税が非課税、支払う会社は...
法人税

別表四・別表五(一)の見方と書き方

法人税の申告書のなかでも、別表四と別表五(一)は最も基本的で重要な書類です。会計上の利益から税務上の所得を計算する「申告調整」の中心であり、この2枚の関係を理解できると、法人税申告書の全体像がぐっと見えやすくなります。一方で、加算・減算、留...
法人税

自己株式の取得の税務|みなし配当と源泉徴収の計算を解説

会社が自社の株式を株主から買い取る「自己株式の取得(自社株買い)」は、事業承継や少数株主の整理の場面で増えています。ところが税務上は、単なる株式の売買では終わりません。買い取った金額のうち一定部分が「みなし配当」として配当扱いになり、会社に...