法人税

交際費と会議費の区分を徹底解説|1人1万円基準・会議費は上限なし

接待の飲食代を「会議費」で落とせるのか、それとも「交際費」になるのか。この線引きは法人税の負担に直結するにもかかわらず、実務でもっとも判断がぶれる論点のひとつです。根っこにあるのは、交際費課税が冗費・濫費の抑制という政策目的で交際費等を原則...
法人税

法人の生命保険を使った節税|改正後の損金算入ルールと最高解約返戻率の区分を解説

法人が支払う生命保険の保険料は、かつては「支払った保険料の多くを損金にしながら、解約時にまとまったお金が戻る」という節税策として広く使われていました。しかし令和元年(2019年)の税制改正で、解約返戻率の高い保険ほど損金にできる割合が制限さ...
法人税

一括償却資産とは|3年均等償却・償却資産税がかからない理由と少額減価償却資産の特例との使い分け

10万円以上20万円未満のパソコンや備品を買ったとき、その費用をどう落とすかで、税負担も事務負担も変わります。選択肢の一つが一括償却資産です。これは、取得価額を3年間で均等に償却する制度で(法人税法施行令133条の2)、通常の減価償却のよう...
所得税

青色事業専従者給与とは|要件・届出・相当額と扶養控除との有利不利を解説

個人事業主が配偶者や親族に支払う給与は、原則として必要経費になりません。家族への給与を経費にできてしまうと、生計を一にする家族の間で所得を自由に分散させ、税負担を意図的に下げられてしまうためです(所得税法56条)。この原則の例外として、青色...
相続税・贈与税

贈与税の計算と暦年課税|基礎控除110万円・一般税率と特例税率を解説

個人から現金や不動産などの財産をもらうと、もらった人に贈与税がかかります。ただし、1年間にもらった財産の合計が110万円(基礎控除)以下なら贈与税はかからず、申告も不要です。これを超えると、超えた部分に税率を掛けて贈与税を計算し、翌年の決ま...
法人税

固定資産の除却と売却|除却損の計算・有姿除却の要件をわかりやすく解説

使わなくなった機械や備品、建物などの固定資産は、帳簿から外す除却という処理をします。このとき残っている帳簿価額(簿価)は固定資産除却損として損金になり、法人税を軽くする効果があります。一方、他社などに売れば固定資産売却損益が生じます。どちら...
法人税

未払社会保険料の損金算入時期|決算月分の未払計上と決算賞与の注意点

社会保険料は「当月分を翌月末に納付」するため、決算日の時点では決算月分がまだ未払いです。この会社負担分を未払計上して当期の損金にできるのが、決算対策として知られる社会保険料の未払計上です。1か月分とはいえ、社会保険料は給与の約15%と大きく...
消費税

消費税の中間申告と納付|予定申告・仮決算の選び方を解説

消費税は原則として年1回の確定申告で納めますが、前年(前事業年度)の税額が一定額を超えると、期の途中で前もって納める中間申告・中間納付が必要になります。まとめて年1回だと納税者の負担が大きく、国の財政運営にも影響するため、税額を前払いして分...
法人税

加算税の種類と割合|過少申告・無申告・不納付・重加算税を解説

申告や納税が期限に遅れたり、申告額が本来より少なかったりすると、本来の税金(本税)に加えて加算税や延滞税というペナルティが課されます。これらは所得税・法人税・消費税・相続税など、税目を問わず共通して適用される仕組みで、内容によって負担の重さ...
所得税

公的年金等の課税と確定申告不要制度|400万円以下の要件を解説

公的年金を受け取っている人は、その年金に税金がかかるのか、確定申告が必要なのかが気になるところです。結論からいうと、老齢年金などの公的年金等は雑所得として所得税の対象ですが、多くの年金受給者は「確定申告不要制度」により申告が不要になります。...